わたしたちは、どこから来て、どこへ行くのか? 『聖書はすべて、神の霊感による』(Ⅱテモテ3章16節)ものであり、 『ちり(肉体)はもとあった地(土)に帰り、霊はこれを下さった神に帰る。』(伝道者12章7節) 『人は、肉体的には両親から生まれます。しかし、人は、霊的には御霊から生まれるのです。』 (ヨハネ3章6節) と書いてある。 わたしたちは、聖霊を受けることにより、『聖書』を正しく理解し、真理を知り、罪の奴隷から解放され、真の自由を得よう。
2012年8月9日木曜日
『 クリスチャンの正しい回心のための聖書義解10 』
10.結 言
真のクリスチャンは、敵である悪魔サタンを打ち負かして足台としなければならない。(ヘブル10:12- 13) これが完了するまでは、主イエス・キリストは神の右の座に着いたままである。 つまり、御再臨の主イエス・キリストを「王の王、主の主」(1テモテ6:15、黙示録17:14、同19:16)とする千年王国は、この地上に実現しない。 なお、『父なる神が敵を打ち負かすのであって、クリスチャンがそうするのではない』と主張する自称クリスチャンがいる。 しかし、神が事を行われる方法は、あくまでも人を通じてである。(ローマ16:20、1コリント6:19- 20、ピリピ2:13) なぜなら、これこそが、神が人を創造された目的(創世記1:26、ヘブル2:10)だからだ。 神の似姿に造られた最初の人であるアダムとイブは、悪魔サタンの化身である蛇によって好奇心・知識欲を刺激され、神に禁じられていた「善悪の知識の木の実」を食べて以来(創世記3:6)、神から分離したが故に、人は善と悪との相克する世俗社会の罪の中に生き、肉体的な死をまぬかれない、苦難の歴史を歩んできた。 しかし、主イエス・キリストは、真のクリスチャンたちを通じて悪魔サタンと闘い、これに勝利することで、より多くの人々が善と悪との相克を絶した絶対善なる唯一の神との霊的な一体化(神の似姿への回帰・神との婚姻)を果たせるよう、即ち、「いのちの木の実」(創世記2:9)を食べられるように努めておられる。(黙示録2:7) 『聖書』 は、論理的に一貫した整合性をもって、『悪魔サタンと闘い、地上の人々を悪と罪と死から救うのは、真のクリスチャンの使命である』 と教えている。
創世記 1:26
『そして神は、「われわれに似るように、われわれのかたちに、人を造ろう。 そして彼らに、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配させよう。」と仰せられた。』
創世記 2:9
『神である主は、その土地から、見るからに好ましく食べるのに良いすべての木を生えさせた。 園の中央には、いのちの木、それから善悪の知識の木とを生えさせた。』
ローマ 16:20
『平和の神(主イエス・キリスト)は、すみやかに、あなたがた(真のクリスチャン)の足でサタンを踏み砕いてくださいます。』
1コリント 6:19- 20
『あなたがた(真のクリスチャン)のからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではない(主イエス・キリストのものである)ことを、知らないのですか。 あなたがたは、代価を払って(主イエス・キリストの贖罪死によって)買い取られた(罪から救われた)のです。 ですから自分のからだをもって、神の栄光(聖霊・賜物・永遠のいのち・悪魔に対する勝利)を現わしなさい。』
ピリピ 2:13
『神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。』
ヘブル 2:10
『神が多くの子たちを栄光に導くのに、彼ら(多くの子たちを)の救いの創始者(主イエス・キリスト)を、多くの苦しみを通して全うされたということは、万物の存在の目的であり、また原因でもある方(主イエス・キリスト)として、ふさわしいことであったのです。』
ヤコブ 5:19-20
『私(ヤコブ)の兄弟(同志のクリスチャン)たち。 あなたがたのうちに、真理から迷い出た者がいて、だれかがその人を連れ戻すようなことがあれば、罪人を迷いの道から引き戻す者は、罪人のたましいを死から救い出し、また、多くの罪をおおうのだということを、あなたがたは知っていなさい。 』
黙示録 2:7
『耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。 勝利を得る者に、わたし(主イエス・キリスト)は神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べさせよう。』
公開2012(平成24)年8月9日(木)02:32
saintsfellowship@outlook.com 聖書伝道会
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