2015年12月19日土曜日

『 イルミナティ 1 』



【 1 】  ある日の光景

 親切のブーメラン - 動画 -  ( 視聴後に「←」を押してブログに戻る)
 https://www.youtube.com/watch?v=nwAYpLVyeFU (5:44)



【 2 】  死後の天国と地獄

 臨死体験と、悪霊の「芝居 」 (1)~(10) (閲覧後に 「←」を押してブログに戻る)
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 地獄は本当にあります、私はそこに行ったのです! (閲覧後に 「←」を押してブログに戻る)
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 悪魔の世界との危険な関わり (1)~(3) (閲覧後に 「←」を押してブログに戻る)
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 説教者と血の責任 (1)~(6) ( 閲覧後に「←」を押してブログに戻る)
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【 3 】  イルミナティによる現在進行形の国際謀略活動
 イルミナティを正しく認識するためには、隣人愛・親切心・天国と地獄といった極めて基本的な道徳観念を再認識しなければならない。 なぜなら、イルミナティの国際謀略活動は、人類一人一人の道徳観念を常に問い続けているからだ。 例えば、『人を傷つけることを肯定した人は、より強大な悪人から傷つけられても仕方ない』  『 悪魔も地獄も存在しないと信ずる人は、存在しないものから自己を守ろうとせず、必然的に攻め滅ぼされる運命にある』 と言えよう。  以下は、英国海軍叙勲将校・カナダ連邦海軍司令官 ウィリアム・ガイ・カー(1895~1959)著 Pawns in The Game,1955(邦訳: 『闇の世界史』 2005年)等の要約である。

(1) イルミナティの沿革の概要
A. イルミナティの創設
 1776年7月4日米国独立宣言に合わせるごとく、1776年5月1日に政治結社イルミナティをドイツ・バイエルン(英語:バヴァリア)のインゴルシュタットで創設したイエズス会士 アダム・ヴァイスハウプト (1748~1830)は、両替商・銀行家 マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1744~1812)の財政支援を受けながら、フリーメーソンのミュンヘン・ロッジを皮切りに欧州諸国のフリーメーソンのロッジの内部にイルミナティの組織勢力を拡大し続けた。  イルミナティを実質的に差配したマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドは、初代ヘッセン選帝侯ヴィルヘルム一世(1743~1821)と結びつき、両替商・銀行家として大成功を収めていた。  アダム・ヴァイスハウプトの時代のバイエルンは、神聖ローマ帝国(800~1806)の終末期にあり、バイエルン選帝侯マクシミリアン三世ヨーゼフ(1727~1777)と カール・テオドール(1724~1799)の 極めて不安定な統治下にあった。  イルミナティは、1782年にフランクフルト近郊のヴィルヘルムスバートで開催した「世界フリーメーソン大会議」においてフリーメーソンと正式に合同し、フランクフルトに本部を設置した。  フランクフルトは、初代マイヤー・アムシェル・バウアー(改名後のロスチャイルドの出身地であり、現代社会においても、欧州中央銀行(ECB)・ ドイツ連邦銀行などを持つ国際金融の中心地として機能している。  なお、「イルミナティ」とは、『旧約聖書』イザヤ」 14:12にある悪魔サタンの固有名詞 「光を持ち運ぶ者」、即ち、ラテン語の「ルクス・フェルレ」、英語の「ルシファー」の崇拝者を意味する。 

B.イルミナティの目的と手段
 イルミナティの目的は、『新世界秩序』(ノーブス・オルド・セクロルム)と 『混沌から秩序へ』(オルド・アブ・カオ)という標語の下に、世界統一政府と世界統一宗教を樹立して国際共産主義に基づく世界支配を実現することだ。 つまり、既成政府の廃絶・ 私有財産の撤廃・ 国家民族の解体・ 家族制度の解体・ フリーメーソン以外の全宗教の禁止である。 その手段は、賄賂・脅迫・テロ・暗殺・洗脳・事件・紛争・戦争・恐慌といった国際謀略活動に基づく世界革命運動だ。

C. バイエルン政府によるイルミナティの禁圧
 1785年、イルミナティのジェイコブ・ランツは、悪天候の中をフランクフルトからパリに向けて馬を走らせていたところ、バイエルンのレーゲンスブルク(仏語:ラティスボン)で落雷に遭って即死した。 彼の遺体から、パリのグランド・ロッジのマクシミリアン・ロベスピエール(1758~1794)に宛てたイルミナティ本部からの極秘書簡が見つかった。 そこには、王政の廃絶・諸宗教の禁止といったフランス革命1789)の実施計画が詳細に記されていた。 事の重大さに驚いたバイエルン警察は、フランクフルトのイルミナティ本部と関係者宅を急襲し、イルミナティが世界支配を目論んでいる証拠を握った。 バイエルン政府は、イルミナティを禁圧し、諸外国にも、その危険性を警告したが、諸外国の重要ポストを握るイルミナティの厚い壁に阻まれ、警告は功を奏さなかった。

D. フランス革命(1789)の実行と 世界各国の政府のコントロール
 イルミナティは、ロベスピエールの計画通りに共和派内のジャコバン派の主導でフランス革命1789)を実行した。即ち、流血の大惨事を招き、諸宗教を禁止して恐怖政治をしいた。 ヴァイスハウプトは、フランス革命1789)の時にフリーメーソンの「グランド オリエント」(Grand Orient de France, 大東社を、イルミナティの世界革命計画を推進するグランド・ロッジに編制した。 グランド・ロッジとは、フリーメーソンの複数のロッジを統括する本部ロッジを指す。 フランス政府を支配するに至ったイルミナティは、世界各国の政府をコントロールすることに全力を注いできた。

E. ローマ・カトリック教会への侵入と差配
 世界各国にあるフリーメーソンのロッジを完全に掌握したイルミナティは、世界各国の幾多の事件・テロ・内乱・政変・革命・紛争・戦争のプロデューサーとして暗躍してきたが、イエズス会を通じて第二次世界大戦後のローマ・カトリック教会をも差配するに至った。 だから、フリーメーソン+イエズス会≧イルミナティ という関係にある。 イルミナティは、世界各国の会員数600万人を誇るフリーメーソンの頂上組織として、まぎれもなく実在する。


(2) 実在するイルミナティ
 2015年1月7日(水)11:30 (CET:中央ヨーロッパ時間)、フランス共和国のパリにある風刺漫画雑誌の出版社シャルリー・エブド本社を、覆面武装したイスラム教過激派の3人の犯人が襲撃し、警官2人・編集長・風刺漫画家・コラム執筆者ら12人を殺害した「シャルリー・エブド襲撃事件」その他の一連のテロ事件が起きた。 一連のテロ事件を受けて、2015年1月9日(金)、社会党員のフランソワ・オランド(1954~)大統領(2012~)が 国営テレビで演説を行い、一連のテロ事件の裏側ではイルミナティが糸を操っている。 『イルミナティがパリを攻撃している』 と語った。 イスラム教過激派によって襲撃された出版社のシャルリー・エブド本社は、イスラム教の開祖ムハンマド(571頃~632)を風刺する漫画雑誌を週刊しており、表現の自由と襲撃テロ事件の因果関係をめぐる議論が沸騰した。 結果的に、襲撃した犯人の1人は出頭し、2人は射殺された。 2015年1月11日(日)になると、一連のテロ事件に対する大規模な抗議デモが発生し、フランス全土におけるデモ参加者はフランス史上最大の370万人に達し、世界50カ国の首脳もデモに参加した。 この10カ月後の2015年11月13日(金)、I Sの18人以上が関与して、3人ずつ3グループに分かれた計9人の犯人が、「パリ同時多発テロ事件」を引き起こした。 死者130人、負傷者300人以上を出した無差別テロであり、襲撃した犯人の3人が死亡し、8人が逮捕された。 従って、『2015年1月9日(金)に、オランド大統領が国営テレビの演説で、イルミナティに対する警戒心を国民に喚起したことは、正しい状況判断であった』 と分かる。 それに、『イルミナティ内部の残忍冷酷な権力闘争に詳しいオランド大統領としては、「私自身がイルミナティに暗殺される可能性がある」 と感じて、イルミナティの国際謀略活動を暴露せざるを得なかった』 と考えられる。
★ フランス大統領、国営テレビで 『イルミナティがパリを攻撃している』 と語る。 French president says on national TV that the Illuminati is attacking Paris. (2015年1月9日) https://youtu.be/6z9y-FtskzY (2:10)


(3) 「シャルリー・エブド襲撃事件」後の I Sによる「湯川後藤両氏惨殺事件」
A.「湯川後藤両氏惨殺事件」(2015年1月下旬)
 「シャルリー・エブド襲撃事件」(2015年1月7日)の起こる前、内戦状態のシリア・アラブ共和国内で、I Sによる「湯川後藤両氏拘束事件」が起きていた。 そして、I Sは、「シャルリー・エブド襲撃事件」(2015年1月7日)を含むフランスの一連のテロ事件を通じて反イスラム・テロ感情が激高したことを見届けながら、世界各国における反イスラム・テロ感情を更に高めるために、世界各国の旅行者・ジャーナリスト・大使館員・軍人といった捕囚者を残虐に殺害した時の録画映像をネットを通じて世界中に宣伝し続けた。 そして、I Sは、ミリタリーショップ経営者の湯川遥菜(1972~2015)氏の惨殺写真を2015年1月24日(土)にネット上の動画に流し、次いで、ジャーナリストの後藤健二(1967~2015)氏の惨殺動画を2015年2月1日(日)にネット上に流した。 

B.I Sによる「狂信」と「恐怖」の宣伝活動
(A) I S の重大な犯行声明
 反イスラム・テロ感情を世界各国で高揚させる I Sによる「狂信」と「恐怖」の宣伝活動は、イスラム教徒に宿る悪魔性の開放であると同時に、第三次世界大戦に向けたイルミナティの「長期計画」の一環でもあると分かる。 なぜなら、次の(4) に見るごとく、イルミナティの「長期計画」によれば、シオニストとアラブ人の間の意見の相違を激化させることによって第三次世界大戦を招来せねばならないからだ。 だから、I Sの度重なる犯行声明は、Youtube 動画に投稿され、これらの「狂信」と「恐怖」の宣伝活動により、世界各国を敵に回してきたのみならず、イスラム教の他の過激派・諸宗派をも敵に回してきた。 とりわけ重大な犯行声明は、エジプト人のキリスト教徒21人を海岸で集団斬首した2015年2月15日の投稿動画で ローマ・カトリック教会を率いるヴァチカン市国に宣戦布告し、また、パレスチナ自治区の領土問題の解決を訴えた2015年6月30日の投稿動画で イスラエル共和国の絶滅宣言したことにあるが、両国の防衛・警備体制は厳重で、I Sによる大規模テロ・侵略は不可能だ。 

(B) I S の最終目的
 I Sの最終目的は、a.イスラム教の諸宗派の統一支配  b.キリスト教徒の根絶  c.イスラエル共和国の絶滅  さらに、a ~c から導かれる d. 第三次世界大戦の惹起・・・にあると考えられる。 そして、『聖書』の預言を中心に総合的に分析した場合、a ~c の最終目的の達成は不可能であるが、2015年のI Sによる非対称戦争※ の開始をもって、d.第三次世界大戦の初期段階を既にもたらしたが、地政学的に近隣のヴァチカン市国を占領して壊滅する計画だろう。つまり、I Sの非対称戦争の本質は、宗教戦争にあるため、異教徒・異宗派を常に仮借なく殺戮し続ける。イスラム教徒の狂信的な宗教戦争は、人間の道徳観念と論理が微塵も通用しない、人類史上で最も凶悪な戦争になるだろう。
 非対称戦争とは、戦争形態の一つであり、両交戦者間の軍事力・戦略・戦術が大幅に異なる戦争をいう。交戦様式が正規軍同士ではない戦闘を特徴とし、相手と同じ戦略・戦術では勝てない交戦集団が、テロ戦・ゲリラ戦・心理戦・サイバー戦・金融戦・大量移民・資源略奪・宗教運動などを通じた戦闘を継続的に行う。

(C) I S とユダヤ人の関係性
 『聖書』を理解できない反ユダヤ主義の陰謀論者は、『 I Sはイスラエル共和国の情報機関モサドによってコントロールされている』 と主張しているが、とんでもない間違いだ。 なぜなら、モサドに限らず、どこの国の情報機関であれ、 I Sを取り巻く複雑な状況をコントロールすることは不可能だ。 それに、イスラエル共和国や欧米諸国にいるユダヤ人とイルミナティは、極一部に接点があるとしても無関係だ。 もっと明確に言えば、イルミナティを操る悪魔は、「陰謀の首謀者はユダヤ人である」と、ユダヤ人に偽装しながら宣伝してきた。つまり、悪魔のダミー(替玉人形)とデコイ(おとり人形)として、ユダヤ人をフルに利用してきた。  従って、『 I Sとユダヤ人の間には敵対関係こそあれ、その他の関係性はない。 また、イスラエル共和国は、周辺諸国のイスラム教諸宗派の相互の潰し合いを助長する政治工作を行うに留まる』と分析できる。

(D) I S のスポンサー国
 I Sは、シリア・アラブ共和国とイラク共和国の中に寄生しながら、2014年6月29日(日)に I Sの建国宣言を行った。 そして、 I Sの活動資金源は、シリア・アラブ共和国とイラク共和国から強奪した原油の売却代金だ。 また、I Sによる原油の強奪と売却を強力に支援してきたスポンサー国が、トルコ共和国とサウジアラビア王国である。

.中東地域の I S と 極東地域の中国共産党の脅威
(A) I S の脅威
『 I Sはイルミナティの手駒である』 と考える理由は、オランド大統領の国営テレビ演説(2015年1月9日)における状況判断とイルミナティの「長期計画」とが相互に重なり合うからだ。但し、国際情勢の進展は、『聖書』の預言でもあるため、イルミナティの関与の有無に関わらず、I Sに代表されるイスラム教の狂信者は、その悪魔の本性をむきだしにして、自己の支配地域を拡大する非対称戦争を行う。そして、I Sによる非対称戦争は、世界各国を巻き込みながら、第三次世界大戦の初期段階にあったが、2017年1月20日、米国で共和党のトランプ政権が発足し、同政権によって共産主義者の多い民主党議員が糾弾されると、I S勢力は消沈し、国際情勢の流れは良い方向に変わった。 

(B) 中国共産党の脅威
 『日ユ同祖論』で論じたように、イスラエル共和国のある中東地域の戦争は、日本国のある極東地域の戦争と相反・相補の霊的な因果関係にあるため、2015年後半期に経済崩壊した中国・北朝鮮・韓国による対日侵略戦争も、同時に進行中だ。 中国共産党一党独裁の中国による対日侵略戦争の表面化に関しては、ハンガリー系ユダヤ人の米国投機家 ジョージ・ソロス(1930~)が、2015年5月19日世界銀行ブレトンウッズ会議において、『もし、中国経済が衰退期に入れば、第三次世界大戦が起こる可能性がある』 と的確に予測した。 これは、『輸出型経済から内需型経済へと移行する中国経済の衰退期に、国民(消費者)からの強烈な不満と怨嗟の声に直面した中国共産党が、その独裁政権を維持するために日本国を軍事的に挑発し、日本国との戦争を開始する』 という意味だ。 従って、中国・北朝鮮・韓国・反日左翼陣営が、その虚偽宣伝を通して能天気な日本人を欺瞞しようとも、中国の対日侵略戦争は、日本人が直面してきた100%確実な現実である。 現実の脅威を認識できない日本人は、文化大革命(1966~1977)の大量虐殺の嵐が中国全土で吹き荒れた時に、中国共産党の内部から漏洩した対日侵略計画書の 『日本解放第二期工作要綱』1972)を読むべきである。



(4) イルミナティの「長期計画」
A.アルバート・パイクの手紙に書いてあるイルミナティの「長期計画」
 1870(明治3)年1月22日、イタリヤ建国の父とされたイルミナティのジュゼッペ・マッツィーニ(1805~1872)は、米国フリーメーソンの「黒い教皇」と呼ばれたイルミナティのアルバート・パイク(1809~1891)に書簡を送った。 そして、この翌年の1871(明治4)年8月15日アルバート・パイクは、ジュゼッペ・マッツィーニに返信の手紙を書いた。 この返信の手紙の中に、その後の世界情勢を予言するようなイルミナティの「長期計画」が記されていた。 即ち、次の内容である。 『・・・第一次世界大戦は、ツァーリズムのロシアを破壊し、その広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。 そして、ロシアはイルミナティの目的を世界各国で推し進める「お化け役」として利用されるだろう。・・・第二次世界大戦は、ドイツの国家主義者と政治的シオニストとの間の圧倒的意見の相違の操作によって実現されることになる。 この結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナにイスラエル国家の建設がなされるべきである。・・・第三次世界大戦は、シオニストとアラブ人との間に、イルミナティのエージェントが引き起こす意見の相違によって起こるべきである。・・・この世界戦争は、最も凄惨な社会変動と血みどろの動乱を招来する。 その時、革命を起こす少数派から防衛せざるを得なくなった民衆は、全世界で、これら文明の破壊者を殺戮するだろう。 一方、大部分の民衆は、キリスト教に幻滅して方向性を見失い、理想をあがき求めながらも、それをどこに求めるべきかを知らぬまま、最終的に民衆に提示されるルシファーの純粋な教理の世界的台頭を通じて真の光をつかむのだ。 キリスト教と無神論の同時的な征服と壊滅によって起こる広範囲にわたる反動から、これは現実のものとなる。・・・ 』   ちなみに、英国ジャーナリストのデーヴィッド・アイク(1952~)によれば、『アルバート・パイクの手紙は、ロンドンにある大英帝国博物館の図書館に短期間だけ展示され、カナダ海軍の諜報担当士官 ウイリアム・ガイ・カー(1895~1959)によって複写された』 という。

B.イルミナティの「長期計画」を阻止した米国のトランプ大統領
 アルバート・パイクの手紙が書かれた1871(明治4)年8月15日の時点では、第一次世界大戦(1914~1918)も、第二次世界大戦(1939~1945)も起こっていなかった。 しかし、手紙の中で言及された第一次世界大戦中のロシア革命(1917)とソ連の建国(1922)、ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害と第二次世界大戦後のイスラエル建国(1948)、また、ソ連(1922~1991)を筆頭とした北朝鮮(1948)・中国(1949)などの共産主義諸国の台頭という世界史の推移を見る限り、アルバート・パイクが悪魔サタン=ルシファーから受信した啓示に他ならない「長期計画」に従うイルミナティは、第一次世界大戦第二次世界大戦における世界各国の対立の構図を明確に描き、その「長期計画」を100%達成してきた。 そして、イルミナティは、アルバート・パイクの開示した悪魔サタン=ルシファーの「長期計画」に基づき、シオニストとアラブ人との間の意見の相違を一層激化させるべく、2014年6月に誕生した I Sを手駒の一つとして使い、第三次世界大戦の惹起を企図した。しかし、I Sは、米国のドナルド・トランプ(1946~)大統領率いる共和党政権によって駆逐された。例えば、2017年10月17日、I Sの首都ラッカは陥落したように、世界各国の諸政府・諸国民が、悪魔の「長期計画」を知った以上、悪魔の目的は挫折し、神の預言の『ヨハネの黙示録』が成就する。

C.善悪相克の歴史の業火である艱難時代
 過去から現在に至る国際情勢の変遷を見極めると、イルミナティの「長期計画」は、『聖書』の預言に示された歴史の方向性と同じではあるが、歴史の方向性を決定する「質」が異なることに気付く。つまり、歴史を創造する目的と手段が違う。また、霊の質が、神の善霊と悪魔の悪霊という具合に違う。 イルミナティの人間的な目的は、財力・権力・復讐・憎悪で、手段は、暗殺・テロ・紛争・謀略だ。 そして、これらの指令を出す悪魔の目的は、別の霊的な次元にある。 しかし、歴史を創造する目的と手段の善し悪し、また、善霊と悪霊の違いは、共産主義者・ 無神論者・ 世俗主義者・ 流される者・ 無知蒙昧者・ 邪宗信仰者・ 傲慢な悪人・ 霊的に盲目な陰謀論者には理解できないし、また、理解しようともしない。 従って、万人が歴史創造の目的と手段の善し悪し、また、善霊と悪霊という「質」の違いを理解できるようにならない限り、善悪相克の歴史の業火の中で精神的・霊的に精錬される艱難時代が到来するだろう。 例えば、イルミナティの「長期計画」にある「ルシファーの純粋な教理」と言われても、この意味が、「実在する悪魔による反イエスの教理」であることを理解できる者は極少数に留まる。 なお、歴史とは、個人の人生の総体であるため、生きる目的と手段の悪しき個人、また、悪魔崇拝を行う個人は、宇宙的な力に淘汰されるだろう。 最終的な淘汰期間は、『聖書』の預言などを総合的に判断すると、2022年から2029年の7年間と思われる。 イルミナティは、悪魔に取り憑かれた悪魔崇拝者から成る国際犯罪組織であるため、そのパワーの消長・盛衰は、地上の万人の精神的な腐敗堕落の程度と一致する。


(5) 下劣な欲望=金銭欲・支配欲の奴隷である世界各国政府の政治指導者たち
 残虐非道な狂信テロ集団であるI Sは、シリア・アラブ共和国とイラク共和国の中に寄生しながら、2014年6月29日(日)に I Sの建国宣言を行った。 この狂信テロ集団 I Sの活動資金源は、シリア・アラブ共和国とイラク共和国から強奪した原油の売却代金だ。 そして、I Sによる原油の強奪と売却を強力に支援してきた国が、トルコ共和国とサウジアラビア王国である。 つまり、この両国政府の政治指導者たちは、隣人愛・親切心・天国と地獄といった極めて基本的な道徳観念を、自己の下劣な欲望=金銭欲・支配欲のために嬉々として踏みにじったが故に、I Sの原油を購入し、I Sに武器・人員等を供与してきた。 そもそも、これらの政治指導者は、『聖書』を完全に否定しているため、物事の善悪を判断することもできず、ひたすら、自己の下劣な欲望を満たすことしかできない。 かくして、世界各国の諸国民は、『悪が悪を喰い滅ぼし、悪によって悪を征する』 という残虐非道な悪に満ち溢れた世俗社会の中で必死に暮らしながら、「悪の帝王」である悪魔サタン=ルシファーの耳目手足として国際謀略活動を行う秘密結社イルミナティの支配を被ってきた。 しかも、世俗社会の富と権力の頂点に立つイルミナティのエージェント自身も、悪魔サタン=ルシファーによって残虐に殺害される家畜であった。


(6) イルミナティに所属しない「悪の霊的超越者」=「超イルミナティ」
ジョージ・ソロス(1930~)は、イルミナティか否か?』 に関する真実の情報を持ち合わせていない。彼は、国際共産主義者のグローバリストとして近年まで投機行動に成功してきたが、2016年11月8日、米国大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ(1946~)候補が勝利した前後から、彼の投機予測はハズレまくりで大損失を被り、没落した老いぼれとなった。だから、イルミナティの金融寡頭支配に拘束されない投機行動で繁栄と没落の道を歩んできたという意味で、『ジョージ・ソロスは、イルミナティではない』と思う。 同様に、ドイツ第三帝国総統 アドルフ・ヒトラー(1889~1945-)も、イルミナティに所属することなく、「極めて高位の姿なき悪魔」と直接的に交信できたという意味で、『アドルフ・ヒトラーは、イルミナティではない』と見る。『ラコフスキー調書』(1938)などに裏付けられた見解だ。 さて、ヒトラーのようにイルミナティに所属せずに「極めて高位の姿なき悪魔」と直接的に交信した「悪の霊的超越者」を何と表現したら良いのか? 「超イルミナティ」としか表現のしようがない。「超イルミナティ」は、イルミナティに所属することなく、イルミナティの動向を把握した上で、超自然的な心霊力と直結しながら、現象面における「偶然」を生み出すことにより、イルミナティを最終的に統御してきた。但し、「超イルミナティ」であれ、悪魔に従った者たちは、一人残らず火と硫黄の地獄に落ちたと思われる。


イザヤ 14:12- 20
『暁の子、ルシファーよ。どうしてあなたは天から落ちたのか。 国々を打ち破った者よ。 どうしてあなたは地に切り倒されたのか。 あなたは心の中で言った。 『私は天に上ろう。 神の星々のはるか上に私の王座を上げ、北の果てにある会合の山にすわろう。 密雲の頂に上り、いと高き方のようになろう。 しかし、あなたは よみに落とされ、穴の底に落とされる。・・・ 』
「ルシファー」(ヘブライ語: ヘーレル)を「明けの明星」と翻訳した聖書箇所は間違いである。 ラテン語で「光を持ち運ぶ者」を意味する「ルクス・フェルレ」の英語が「ルシファー」となる。 悪魔の最高指導者が「光を持ち運ぶ者」と神に命名された理由は、『世界史の暗闇の夜が明ける頃になると、寡占権力の強悪が、世界中に散在する無数の弱悪を喰い尽くして滅ぼし、この終極面において寡占権力の強悪が自滅した後に太陽の光明が現れる』からだと考えられる。http://www.bible-jp.com/his/e7.html  ( 閲覧後に「←」を押してブログに戻る)




公開2015(平成27)年12月19日(土)15:54
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